GCP
この監視では、Google APIsからメトリックを取得します。取得したメトリックに対しての監視が出来ます。
プロファイルの新規登録について
Google APIsへ接続するためのプロファイルを設定します。「プロファイル名」「サービスアカウントキーファイル」を設定して下さい。プロファイルを設定しないと、次の監視メトリック設定を行うことが出来ません。サービスアカウントキーファイルはGoogle Cloud Platfromから取得してください。プロファイル設定入力後にGoogle APIsへの接続確認を行うことをお勧めします。また、既に登録済みの場合は、監視で利用するプロファイルを選択することが出来ます。
監視メトリックス設定について
メトリックスは最大4つまで監視設定を行うことが出来ます。
- 「Resource type」では、監視対象のリソースタイプを設定します。初回は「最新に更新」をクリックしてリソースタイプを最新の状態にしてから、プルダウンで選択してください。選択した際にAPIから取得できた説明やラベルの情報を表示しますので、設定の参考にしてください。
- 「Metric」では、取得するメトリックを設定します。初回は「最新に更新」をクリックして最新の状態にしてから、プルダウンで選択してください。選択した際にAPIから取得できた説明や種別、型、単位といった情報を表示しますので、設定の参考にしてください。
- 「MQL」では、メトリックを取得する条件を記載します。単一のデータポイント、単一の時系列データ、かつ数値データが取得されるように調整して下さい。条件が不明の場合は、そのまま次の「メトリックを取得」を実施してください。条件のヒントが表示されます。
- 「メトリックを取得」は必ず1回行う必要があります。監視可能な数値データが取得できる場合は、取得したメトリック値が表示されます。単一の時系列データでない場合は、ラベル「Label values:」が表示されます。参考にしてfilter条件をMQLに追加してください。
- 「メトリック計算式」では、取得した値に対して四則演算が可能となります。なお、検知やグラフのプロットは計算後の値が利用されます。
- 「エラー判定方法」では、「取得できた場合」「取得できない場合」「閾値に達している場合」「閾値に達していない場合」の4種類選択可能です。
- 「ワーニング閾値」と「アラート閾値」では、取得したメトリック値に対して閾値を設定します。
- 「グラフタイトル」「グラフ縦軸ラベル」「グラフデータ名」を設定する事が出来ます。ここの入力は半角英数になります。
- 最後に「タイムアウト」を設定します。最大20秒となります。
- プロファイルの登録時に「全てのユーザが使用できるようにする」にチェックを入れると、他のユーザでもプロファイルを利用することが可能になります。チェックしない場合は、ログインしているユーザのみ利用可能です。
- 一度登録したプロファイルは削除しない限り、新たにGCP監視やGCPログ監視登録時に再利用をすることができます。
- GCPのAPIサービスはリクエスト数の上限があり、上限に達すると「RESOURCE_EXHAUSTED」をレスポンスします。複数のGCP監視があれば監視タイミングをずらすことで単位時間当たりのAPIリクエストを減らすことで解消する場合があります。
障害の判断
- タイムアウトが発生した場合
- 接続エラーが発生した場合
- 設定した条件に一致した場合
- その他、「エラーコード一覧」のエラー内容を参照して下さい。
その他特徴
- 分類:外部監視
- 監視テスト:実行可能
- リカバリ確認モードへの移行:可能
- グラフ:レスポンスタイムグラフ、メトリック取得値グラフ
対応OS
ポイント数:1
RH | WIN | Sol | AIX | Free BSD | vm | AWS | Azure | GCP | etc |
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