TRAP
SNMPTRAPの監視を行います。受信したTRAPに対しての監視が可能です。
TRAP監視は、各コントロールIPで受けたSNMPTRAPを監視し、設定された内容に一致するTRAPがあるかどうかを監視します。
また、監視をおこなう前に各コントロールIPでTRAPの設定(事前作業)をおこなう必要がありますのでご注意下さい。
TRAP監視はその特性上、監視間隔とグラフがありません。TRAPを受信した際に検知するような監視方式となり、他の監視とは方式が違いますのでご注意下さい
設定方法
ワーニング用OID/MIB、アラート用OID/MIB、復旧用OID/MIBを設定する形となります。ここに設定する内容をOIDにするか、MIBにするかはTRAPをMIBで受けているか、OIDで受けているかによりますので、 一度TRAPを受け、MIBで受けているかOIDで受けているか確認した後、どちらかで設定して下さい。
復旧は、復旧MIBを受けるか「現在アラート情報」画面の監視内容 Menu Icon 内にある「復旧ボタン」をクリックする事で復旧がおこなわれます。「復旧ボタン」を押下することにより、設定されている復旧MIBがtrap送信され、復旧がおこなわれます。
また、一度に同一内容のMIB/OIDが大量に送信された場合を考慮する場合、「前回と同一 SNMP TRAPを受信した場合は無視する。」 にチェックを入れる事で、同一内容のSNMP TRAPは無視されます。
またここから、受信したTRAPの確認、クラリスに搭載されているMIBツリーの確認が可能です。
障害の判断
- 設定した時間で応答がなかった場合
- 接続エラーが発生した場合
- ワーニング用OID/MIBが存在していた場合
- アラート用OID/MIBが存在していた場合
- その他、「エラーコード一覧」のエラー内容を参照して下さい。
その他特徴
- 分類:外部監視
- 監視テスト:実行不可
- リカバリ確認モードへの移行:不可
- グラフ:ありません
対応OS
ポイント数:1
RH | WIN | Sol | AIX | Free BSD | vm | AWS | Azure | GCP | etc |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × | × | × | ○ |
例).1.3.6.1.6.3.1.1.5.1/abcde|fghij/=coldStart
その他細かな条件は画面上の注意書きをご確認下さい。