KDDI株式会社
エージェントレス型監視の特性を活かし、SaaS型ソリューションプラットフォームに参加する協業パートナーが、自社提供アプリケーションの監視内容をサーバー単位で設定できるように。

ソリューション商品開発部 神谷様
ソリューション商品開発部 乙吉様
ソリューション商品開発部 上田様
ソリューション戦略本部 阿部様
ソリューション戦略本部 伊能様

- KDDI株式会社
- 電気通信事業
- KDDI株式会社では、必要な時に業務アプリケーションをネットワーク経由でご利用いただける統一プラットフォーム事業「BusinessPort」を展開。さらに、協業パートナーのSaaS型サービスの提供を支援するプログラム「KDDI Business Port Support Program」を開始。専用設備をKDDIが用意し、その費用を一部負担することで、協業パートナー様の初期投資や運用コスト面の事業リスクを最小限に抑えています。
導入の背景、目的協業パートナーが監視する対象と項目を、
任意に設定できる仕組みが必要
当社が展開するSaaSソリューション「Business Port」のプラットフォームは、協業パートナー様に対して、構成、仕様の異なる 環境を提供しております。「Business Port」では、プラットフォーム本体のインフラ監視は当社が運用し、アプリケーションの監視はパートナー様が運用するため、各々が監視する対象と項目を任意に設定できる仕組みが必要となります。
その解決策として、監視対象に対してエージェント(監視プログラム)を設置せずに監視が可能な、エージェントレス型製品の活用が挙がってきました。
製品の選定理由エージェントレス方式であり、
直観的なインターフェースで容易に設定が可能
エージェントレス方式で監視を実行でき、「Business Port」に参加するパートナー様が円滑に運用できることを主眼に、国内外の製品を検討しました。当社が求める監視機能を満たした上に、ウェブを用いた直感的なインターフェースで容易に監視条件を設定できる点から、「パトロールクラリス」の採用に至りました。
導入の効果・感想国内ベンダー開発のため、
海外製品に比べてサポート負担が大幅に軽減
「パトロールクラリス」を設定した監視サーバーを当社が構築し、各パートナー様に監視が実施できる権限(ユーザー、監視ポイント数)を割り与える形で、パートナー様が各々のアプリケーションに対する監視条件を、サーバー単位で設定できるようにしました。
なお、導入後に注目したのが、管理画面上にヘルプメニューが表示される点でした。サポート負担の大幅な軽減に寄与しており、パートナー様からも安心して使えるというお声を受けております。また、国内ベンダー開発の完全日本語版製品であるため、管理画面上のメッセージが判りやすく、海外製品と比べて問い合わせへの対応も速いと感じております。
今後のご展開予定増え続けるパートナーの監視対象と複雑化に、
対応できると期待
「Business Port」は、今後も協業パートナー様の提供アプリケーションが増え続けていきます。当社では監視対象の一層の拡大と複雑化を見込んで「パトロールクラリス」を採用しており、益々その真価を存分に発揮していただけるものと期待しております。
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