機能紹介
監視機能詳細
- 対応製品:
トラフィック
監視の観点 | 監視説明 |
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リソースの監視 | トラフィックの監視を行います。機器にログインし、指定された数値で監視を行います。 |
トラフィック監視は、おもに大量の情報をやりとりするサーバに対して効果があります。また、不特定多数のユーザーへのサービスやサイトはトラフィック過多によるサービスのダウン等の防止のためにも監視する事をお勧めします。 設定方法は、ネットワークインターフェース名(通常eth0等です。)、ワーニング閾値、アラート閾値を設定します。 設定する値はbyte per seconds(1秒間でのバイト数)での閾値を入れて下さい。 最大2個まで設定する事が可能です。また、画面下部に「カウンタビット」という項目がありますが、通常は「32」のままで使用して下さい。利用しているイーサカードが64bitカウンタの場合、「64」を指定してください。 ※トラフィックの監視は、SNMP監視でも可能です。SNMPで取得できるサーバの場合はSNMPでの監視をおこなって下さい。 ※Solarisでは、トラフィック情報の取得にkstatというコマンドを利用しています。対象機器に左記コマンドが無い場合は監視出来ませんでご注意ください。
障害の判断
- 35秒以内に応答が無かった場合
- 接続エラーが発生した場合
- 指定した閾値を越えていた場合
- 他詳しくは「全体設定→エラーコード一覧」内の「TRF-xxxx」のエラー内容を参照して下さい。
その他特徴
- 分類:内部監視
- 監視テスト:実行不可能
- リカバリ確認モードへの移行:不可能
- グラフ:レスポンスタイムグラフ、トラフィックグラフ
- 対応OS:「全体設定 > 監視モジュール一覧」画面に記載
■まとめ機能について 本製品の監視は内部監視、外部監視という種別があります。内部監視の仕組みは監視間隔が同一の場合まとめて監視をおこなう(一回のログインで、複数の監視をおこなう)という仕組みとなっております。 これは対象機器に対する負荷の軽減をおこなうための機能となります。 ※上記の仕様のため、同一機器の内部監視の同時刻での監視はおこなう内部監視の最大のタイムアウト秒が参照され、実行されます。運用上問題無いようであれば同一機器の内部監視のタイムアウト秒は揃える事をお勧めします。 ※linux,unix系では約35秒のタイムアウトとなっております。値の変更はできません。 ※内部監視で同一IP上に対して一度におこなえる上限監視数は32個となっております。 ※ログ詳細監視等で複数個の監視をおこなった際にタイムアウトエラーが頻発するような場合、指定時間監視を 利用し、対象機器の内部監視の実行時間をずらす事によりタイムアウトエラーが軽減される事があります。 また、対象機器単位で接続エラー等の同一のエラーが同時期に発生した場合、内部監視のエラーアクションはまとめられ実行されます。 これは接続エラー時に大量のメールアクション等が起きないようにするための機能となります。 上記のエラーのアクションのまとめ機能は製品出荷時はONの状態となっていますが、エラーのアクションをまとめたく無い場合、マネージャサーバ上で以下のようにクーロン情報を編集することでエラーアクションをまとめなくなります。 クーロン情報の一行目に下記例のように「CLARICE_ONEBYONE=1」と記述して頂くと、エラーアクションのまとめ機能が働かなくなります。 ※クラリスユーザーはclとして記述していますので読み替えて実行してください。
crontab -u cl -l # DO NOT EDIT THIS FILE - edit the master and reinstall. # (/tmp/crontab.28134 installed on Tue Oct 6 15:17:52 2009) CLARICE_ONEBYONE=1 0,10,20,30,40,50 * * * * $HOME/bin/dispatch >> log/lastlog.dispatch 2>&1 0,10,20,30,40,50 * * * * $HOME/bin/rrdreport >> log/lastlog.rrdreport 2>&1 ・・・・ |
対応OS
ポイント数 | 対応OS | ||||||
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RH | WIN | Sol | AIX | FreeBSD | etc | ESXi | |
1 | ○ | × | ○ | × | × | × | × |