パトロールクラリス(PATROLCLARICE®)に対応したIoT監視モジュールをリリース。
サーバ・ネットワーク機器の統合監視を可能に
株式会社コムスクエア(東京都中央区、代表取締役社長:上嶌 靖 以下コムスクエア)は、システム運用業務の効率化とコスト削減を実現する、エージェントレス型サーバ・ネットワーク統合監視ソフト「パトロールクラリス」から、産業機械の制御デバイスやセンサーをはじめとする各種IoTデバイスの監視が可能となる、「IoT監視モジュール」の販売を本年8月4日(木)より開始いたします。
急激に進むIoT化=ネットワーク接続の障害&セキュリティ対応が必須に
近年、これまでネットワークに接続していなかった機器がIP化され、ネットワークに接続して動作する事が一般化しつつあります。この、あらゆるモノがネットワークに接続されるIoT(Internet of Things)市場は急速な拡大が見込まれ、IoTデバイスから収集・蓄積したビッグデータの活用など、IoTによる様々なイノベーションに注目が集まっております。
その一方で、IoTを活用する現場では、IoTデバイスやゲートウェイ等、これまで管理対象から切り離されていた機器がネットワークに接続されることで、従来のサーバ・ネットワーク機器と同様の障害対応やセキュリティ対策が求められるようになってまいりました。
「パトロールクラリス IoT監視モジュール」でIoT統合監視を可能に
この流れを受けて、コムスクエアの「パトロールクラリス」では、従来のサーバ・ネットワークの統合監視に加え、各種IoTデバイス特有のプロトコルやコマンドに対応し、様々なデータ収集や異常検知を実現する「IoT監視モジュール」をオプションとしてラインナップしてまいります。本モジュールのご採用により、ネットワークに接続されたIoTデバイスやゲートウェイも、従来のサーバ・ネットワーク機器と同様に、統合的な監視・運用が可能となります。(図1・2参照)
ご導入先でITインフラ全体の運用効率化を実現
既に、重要インフラを運用している某電力系施設において、サーバ・ネットワークとPLC(シーケンサ)の統合監視を実現しております。設定するパラメータによって、PLC(シーケンサ)特有の様々な情報を収集し、異常動作の検出、監視結果のグラフなどを含むレポート化、外部へのデータ出力・連携等が可能となっております。本モジュールの投入により、従来のサーバ・ネットワークにIoTデバイスも加えたITインフラ全体の運用が効率化され、コスト削減と同時に運用品質の向上を実現いたします。(図3参照)
機能・対応デバイス・販売網の拡充を推進
今後、PLC(シーケンサ)内部のプログラムや設定値の改ざん検知などの機能を追加予定となっております。また、PLC(シーケンサ)以外のセンサー、コントローラーなどの各種IoTデバイス・ゲートウェイにも順次対応してまいります。
コムスクエアでは、直販ならびに販売パートナー様を通じて、初年度1億円、3年目10億円の売上を目指します。
【図1】 IoT統合監視の概要(イメージ)
【図2】IoT監視の仕組み(イメージ)
【図3】パトロールクラリス IoT統合監視事例
製品価格
- パトロールクラリス(PATROLCLARICE®)
15ptテーブルライセンスの例 → 初年度:18.9万円
次年度以降:9.9万円
※ポイント数が大きくなるに従い、1ptあたりの単価が下がってゆくライセンス体系となります。 - IoT監視モジュール(オプション)
PLC監視モジュールの例 → 初期費用:50万円(別途年間保守費用:5万円)
※PCL監視の設定・実行には、パトロールクラリスのポイント(pt)が必要となります。
販売スケジュール
販売開始:2016年8月4日(木)~
※パトロールクラリス並びにIoT監視モジュールの販売パートナー様も募集しております。お気軽にお問い合わせください。
パトロールクラリス(PATROLCLARICE®)について
製品公式サイト https://patrolclarice.jp/
エージェント(監視プログラム)を監視対象の機器内へ置かない「エージェントレス型の監視方式」により、サーバー、ネットワーク機器等をリモート監視することが可能で、監視に関わるコストと業務、時間のロスを削減して、監視の効率化とシステムの安定稼働を推進することができます。
機能一覧(監視項目/管理機能) 下記の製品Webサイトでご確認ください。