機能拡充の新バージョン発表。

監視結果のドリルダウンが可能なグラフを搭載。
ルータ&スイッチ内のコマンド実行結果まで監視可能に。

株式会社コムスクエア(本社:東京都江東区、代表取締役社長:上嶌 靖 以下コムスクエア)は、自社開発のサーバ監視・ネットワーク監視ツール「PATROLCLARICE®(パトロールクラリス)」の最新バージョン(Ver.2.7.0)を発表。 ユーザが自由に監視結果グラフの表示、配置を編集できる「カスタムグラフ機能」、ルータおよびスイッチ内のコマンド実行結果を監視可能な「カスタム監視機能」ほか、ユーザの要望を反映させた新機能の実装、既存機能の拡張で使いやすさと汎用性を一層高めて、より広範な顧客ニーズにお応えいたします。

新バージョンの特徴

PATROLCLARICE®(パトロールクラリス)をご導入中の多数のユーザ様よりご要望をおうかがいのうえ、必要とされる新たな監視機能の投入および既存機能の拡張を実現し、顧客満足度と信頼性が一層向上しました。

「カスタムグラフ機能」で、見やすさ&分析レベルを大幅アップ!

ユーザ様が監視結果グラフの表示、配置を自由に設定できるようになります。
例えば、複数のサーバのリソース状況等をひとつの画面に表示させて、挙動の違いをモニタする事が可能となり、複数サーバの挙動を瞬時に分析・把握することもできます。(画面例)

複数のサーバのリソース状況等をひとつの画面に表示させて、挙動の違いをモニタする事が可能

また、MRTGと同様な表示も可能なため、MRTGで管理をおこなっている管理者様でも違和感なくご使用いただけます。(画面例)

MRTGと同様な表示も可能

さらに、ドリルダウンを行える機能も同時についており、直感的なインターフェースで気になる部分を追跡調査することも可能です。(画面例)

ドリルダウンを行える機能も

「カスタム(RT/SW)監視」で、より緻密で柔軟なユーザ本位の監視体制を実現!

ルータ、スイッチ内のコマンド実行結果も監視可能です。通常であれば相当の手間を要したり極めて高難度の監視コマンドをサーバ系、ルータ系ともに、簡単自在に設定・実施することができます。

コマンドはユーザが任意に指定できるため、自由に監視をおこなう事が可能となります。また、各コマンドと実施結果はチャット形式で記述されるため、より具体的で柔軟な監視コマンドの設定、確認が可能となります。 (画面例)

各コマンドと実施結果はチャット形式で記述

その他にも、ルータやスイッチのリンクアップ状態を監視する機能や、作業負荷を軽減する様々な機能、インターフェースの改善がなされております(後記参照)。

新バージョンの追加・改善項目(一覧)

項目 追加 改善 内容
カスタムグラフ 監視結果のグラフを自由に表示、配置、追跡調査ができる機能を追加
カスタム(RT/SW)監視 ルータやスイッチ内のコマンド結果を監視する機能を追加
リンクアップ監視 ルータやスイッチのリンクアップ状態を監視する機能を追加
Zombieプロセスチェック プロセス監視時に同時にゾンビプロセス数のチェックもおこなう機能を追加
グループ画面 グループ単位での一括停止機能を追加
一覧に実行中監視数と停止中監視数の表示
除外時間設定 サーバ/グループ単位での除外時間設定機能を追加
スケジュールの詳細な設定が可能に
指定時間設定 サーバ/グループ単位での指定時間設定機能を追加
スケジュールの詳細な設定が可能に
障害履歴 監視単位での絞り込みに対応
CSV出力機能を追加
作業状況 インターフェースの改善
メールの本文差込機能の追加
イベントログ監視 正規表現に対応
置き換え文字列 送信先アドレス、監視設定備考欄用の置き換え文字列を追加
メール本文 メール本文の最大文字数を2000文字に
ログインユーザ監視 管理画面からの自動登録ユーザの仕様変更
ヘルスチェック クエリキャッシュのデフラグ機能を追加
ディレクトリ、ファイルチェック機能 ログキーワード、放置ファイル、ログサイズ監視設定画面でのチェック機能を追加
サーバレポート/グループレポート 時間単位でのグラフ表示機能を追加
レポートフッターを編集可能に
監視基本設定 備考欄を追加
Winサービス 4つ以上のサービスを監視可能に
イベントログ 取り込み時のチューニングをおこないました
cshでの接続時の不具合 cshで接続時にまれに接続障害を起こす場合の不具合対応
アクションメール内の本文内容での不具合対応 本文サイズが大きい場合にまれに送信失敗する場合の不具合対応
SNMPでの32ビットカウンタの際の不具合修正 32ビットカウンタ時の符号付き処理の不具合対応
カスタマイズ監視での不具合修正 コマンド登録時のチェック不具合対応

PATROLCLARICE®(パトロールクラリス)について

コムスクエアが、法人顧客向け大規模システムのiDC/MSP実績で培った技術・ノウハウ・経験をベースに開発した高機能監視ツールです。

★製品公式サイト:https://patrolclarice.jp/

  • プログラム(エージェント)をサーバ内へ置かないエージェントレス方式によりサーバ・ネットワーク機器の監視が可能で、Web改ざん、ログキーワード、サーバやネットワークへの高負荷なトラフィック、設定による脆弱性の発生など、異常や障害を管理者へ的確に通知します。
  • 小規模から大規模までさまざまなシステムに対応できて完全日本語対応のため導入・運用が容易で、管理者、監視対象(サーバ)の負荷が少ないことから、地方自治体、iDC、MSP、大学、大手民間企業、通信キャリア等から幅広くご採用いただいております。
  • 本製品を導入することで一元的な監視が可能となり、サーバやネットワーク製品の目視や手作業での監視、フリーツールや個別対応製品別の監視などにおける手間やコストを大幅に軽減し、さらに人的なミスや洩れを防ぐことができます。

監視の種類

■外部監視(外部からのアクセスに対しての応答を監視)
Ping監視、EZURL監視、URL階層監視、DNS監視、FTP監視、POP監視、SMTP監視、NTP監視、指定PORT監視、Oracle監視、MySQL監視、Postgres監視、ラディウス監視、IMAP監視、LDAP監視、SNMP監視、コマンド実行監視

■内部監視(各サーバへログイン(ssh/netbios/telnet等)のうえ内部から監視)
メモリ監視、ディスク監視、Inode監視、トラフィック監視、ロードアベレージ監視、プロセス監視、内部ポート監視、Hosts.Allow監視、ログインユーザー監視、Rootkit監視、コンテンツ改竄監視、winコンテンツ改竄監視、winサービス監視、winCPU監視、winメモリ監視、winスワップ監視、winトラフィック監視、winディスク監視、winイベントログ監視、放置ファイル監視、Logサイズ監視、ログキーワード監視、カスタマイズ監視

本製品を導入することで一元的な監視が可能となり、サーバやネットワーク製品の目視や手作業での監視、 フリーツールや個別対応製品別の監視などにおける手間やコストを大幅に軽減し、さらに人的なミスや洩れを防ぐことができます。