Logキーワード
ログ内のキーワードを監視します。機器にログインし、指定されたログ内に設定されたキーワードの発生についての監視が可能です。
この監視では、指定したファイルに設定したキーワードが現れるかどうかを監視します。ログに現れる一定のキーワードを監視したい場合等で使用する事が可能です。
※クラリスユーザーが読めるテキスト形式のログであればどんなログでも監視可能です。
設定方法
- 「ログ設定」の部分に、監視をおこないたいログファイルのフルパスを入力します。(例:/log/err.log)
「ワーニング閾値」には、監視対象のログファイルのサイズでワーニングを発生させたいログ全体のサイズを入力します。(デフォルトは500Mbyteです。)次の「アラート閾値」も同様に、アラートを発生させたいログ全体のサイズを入力します。特にサイズでアラートを発生させない場合はデフォルトのままで構いません。 - 「ログ増加判定」では、ログが増加していない場合にアラートを発生させたい場合は「ログが増加していない場合はエラーとし、アラートを発生させる。」をチェックして下さい。それ以外の場合はデフォルトのままで問題ありません。
- 「監視対象行設定」は、「自動」と「手動(ローテート対応)」「手動」を選ぶ事が可能です。
「自動」の場合、自動で監視する行を更新します。(例:最初の監視で200行あるログを監視し、次の監視をおこなった際に250行ログがあった場合は増加した50行を監視対象とします。次の監視対象は250行目以降のログとなります。)
「手動」の場合は、監視対象とする行を固定する事が可能です。(例:手動で100行で固定にしていた場合、常に100行目以降のログを監視対象とします。)「手動(ローテート)」の場合は、監視対象とする行を固定する事が可能ですが、ログファイルがローテート等をされていた場合に、設定された行数以前も監視対象行として障害を検知します。(例:手動で100行で固定にしていた場合にログファイルがローテートされた場合、100行以前も監視対象となります。)
※「自動」にしている場合は、例でいうと200行目を監視した時点でチェック対象のキーワードがあり、アラートが発生した場合に、次の監視では200行目以降が監視対象なので、アラートは発生しない(復旧)という状態になります。「手動」の場合は、ユーザーが設定を変更しない限りは常にアラートが発生している状態となります。 - 「ログキーワードチェック設定」は、実際にチェックしたいキーワードを正規表現の記述で入力します。画面上に例があるので、参考にし、設定をおこなって下さい。
※マルチバイト(日本語等)をキーワードにする場合は、その下にあるツールでヘキサコードに変更し、設定をおこなって下さい。別画面で変換、復元が可能です。 - 「エラー判定方法」では、キーワードが一致した場合にエラーとするのか、一致しない場合にエラーとするのかを選ぶ事が出来ます。
- 「グラフ設定」では、グラフのタイトルをつける事が可能です。
障害の判断
- 35秒以内に応答が無かった場合
- 接続エラーが発生した場合
- 設定した条件に一致した場合
- その他、「エラーコード一覧」のエラー内容を参照して下さい。
その他特徴
- 分類:内部監視
- 監視テスト:実行不可能
- リカバリ確認モードへの移行:不可能
- グラフ:レスポンスタイムグラフ、ログファイル行数グラフ、エラー行数グラフ
対応OS
ポイント数:1
RH | WIN | Sol | AIX | Free BSD | vm | AWS | Azure | etc |
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