ESXiホスト構成
VMware ESXiホストの構成情報(ホスト、ゲスト)監視をおこないます。
vSphereCliantなどで表示されるサマリの情報や権限、ゲストの状態などの構成の変更を監視する事が可能となります。 ESXiホスト構成監視は、1つの監視ポイントで「ホストの構成情報」 「 仮想マシンの構成情報」の二つをご利用頂けます。 VcenterライクなGUIにより、ホストの構成、ゲストの構成を直感的に把握でき、監視機能によって、数十世代まで構成情報の世代管理が行えます。
設定方法
設定は大きく、「ホストの構成情報」「 仮想マシンの構成情報」の二つがあります。
「ホストの構成情報」では、基本構成情報、セキュリティプロファイル、権限情報のどれを監視するか(変更があった場合に検知するか)を選択します。
「 仮想マシンの構成情報」では、基本構成情報、ハードウェア構成情報、仮想マシンのリソース割り当て(ハードウェア構成情報のチェックも行われます)、一般-VMware Tools-電力管理オプション、構成パラメータの内容もチェックする、スナップショット、のどれを監視するか(変更があった場合に検知するか)を選択します。
次に、監視を除外したいゲストOSがある場合、「除外する仮想マシン」にチェックをつける事で そのゲストOSは監視から除外されます。
- 「保持する構成情報世代数」で、保持する世代の数を変えることが可能です。
- 「モニタリングのみ行う」にチェックをつけた場合は、アラートの検知はおこなわず、差分の保持のみおこないます。
- 「復旧アクション設定」では、自動で復旧をさせるか、手動で復旧させるかを選択する事が出来ます。
- 「構成情報基準値の更新」では、チェックをつける事により次回の監視は構成情報の取得のみ行い、その際に取得された最新の構成情報を基準値に設定します。
- パトロールクラリスとの時刻差が20秒以上ある場合はカウンタ値の取得がおこなえなくなりますので、パトロールクラリスと対象のESXiの時刻を合わせるようにしてください。
- ESXi監視ではコントロールIPの変更は監視単位では不可能となり、サーバ単位となります。また、サーバ単位でコントロールIPの変更をおこなう場合は監視を停止したのち おこなってください。なお、変更をした場合はそれ以前の世代情報(ESXiホスト構成ビューで閲覧出来る情報)は全て失われますのでご注意ください。
- 構成ビューでオレンジ文字(差分)がある場合に、その差分が構成ビューでも確認出来ない場合は構成ビュー右上の「テキストで差分を取得」を クリックすることで、テキストベースで差分の状態を確認することが可能です。
- 構成監視では大文字小文字は無視しての比較をおこなっています。
- _ERRMSG_ではテキストデータでの差分の内容の一部が表示されます。詳細は管理画面上の構成ビューなどでご確認ください。
障害の判断
- 構成情報に変更があった場合
- 対象のESXiとの接続がおこなえなかった場合
- その他、「エラーコード一覧」のエラー内容を参照して下さい。
その他特徴
- 分類:外部監視
- 監視テスト:実行可
- リカバリ確認モードへの移行:可
- グラフ:レスポンスタイム、構成変更の有無
対応OS
ポイント数:5
RH | WIN | Sol | AIX | Free BSD | vm | AWS | Azure | GCP | etc |
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