ESXiホストイベントログ
ESXiホストのイベントログの監視を行います。ログ種別、ログメッセージ等での監視が可能です。
イベントビュアーを経由し、VsphereClientを経由せず、イベント情報の閲覧、検索が可能。正規表現を利用して、警告、エラーなど複合条件を活用し、ESXiホストサーバーの高度なイベントログの監視が行えます。また、ログ一覧画面にて、ホスト単位で日ごとのログを正規表現で検索、管理画面から安全にダウンロード頂けます。
設定方法
ESXiホストイベントログ監視では、テンプレートといういくつかのエラー検知の設定がセットになったものを 利用することができます。また、このテンプレートを作成することも可能です。
テンプレートを利用して監視を登録する場合、利用したいテンプレートを選び、 「上記を追加する」を押下することで、選択したテンプレートが監視設定として追記されます。
正規表現キーワードは、画面上に「正規表現設定について >>」という項目をクリックする事に より、設定方法や設定例が記載されていますので、そちらを見ながら監視設定をおこなってください。
- 「イベントビューアを表示」では、クリックする事で対象機器の現在のイベントログを見ることが出来ますので、 実際にどのように取得されるかご確認の上、正規表現キーワード設定をおこなってください。
- 「マッチしたログ数による判定」では、Nタグというものを利用する事により、指定したキーワードを 含む行数によってアラートを発生させる事が可能です。
- 「復旧アクション設定」では、検知後の動作を決めることが出来ます。「手動で復旧を行う」では、 検知後、画面上から復旧指示をしないと検知状態のままとなります。「自動で復旧を行う」では 監視した際に設定したキーワードが無かった場合は復旧と判断されますので動作を試し、 実際の運用方法にあった設定をおこなってください。
- 「グラフ設定」では、グラフ名の変更および、少し特殊なグラフプロットの方法も可能です。 詳しくは画面上の説明をご覧ください。
- パトロールクラリスとの時刻差が20秒以上ある場合はカウンタ値の取得がおこなえなくなりますので、パトロールクラリスと対象のESXiの時刻を合わせるようにしてください。
- パトロールクラリスが利用している接続ユーザーがログインしたイベントログについては検出対象外となります。
- ESXi監視ではコントロールIPの変更は監視単位では不可能となり、サーバ単位となります。また、サーバ単位でコントロールIPの変更をおこなう場合は監視を停止したのち おこなってください。なお、変更をおこなった場合、それ以前のログ情報(ESXiログ一覧で閲覧出来る情報)は全て失われますのでご注意ください。
障害の判断
- 設定した閾値で判定方法の条件となった場合
- 対象のESXiとの接続がおこなえなかった場合
- その他、「エラーコード一覧」のエラー内容を参照して下さい。
その他特徴
- 分類:外部監視
- 監視テスト:実行可
- リカバリ確認モードへの移行:可
- グラフ:パトロールクラリスとの時刻差、P1~P4
対応OS
ポイント数:3
RH | WIN | Sol | AIX | Free BSD | vm | AWS | Azure | GCP | etc |
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