ESXiホストメモリ
VMware ESXiホストのメモリ監視を行います。パフォーマンスカウンタを指定し、閾値での監視が可能です。
使用量、与えられたメモリ、有効、共有、ゼロからホスト キャッシュからのスワップ イン速度、ホスト キャッシュへのスワップ アウト速度、スワップで使用するホスト キャッシュ、ホスト キャッシュからのスワップ インなど 、約30項目に及ぶESXiホストサーバーの高度なメモリーの監視が行えます。
設定方法
ESXiホストメモリ監視では、テンプレートといういくつかのパフォーマンスカウンタがセットになったものを 利用することができます。また、このテンプレートを作成することも可能です。
テンプレートを利用して監視を登録する場合、「テンプレートからカウンタを選択する」から、利用したいものを選択し、「テンプレートを適用する」を押下することで、選択した テンプレートで監視の登録がされます。
現在どのカウンタ値を監視しているかの確認は「カウンタの一覧から設定する」をクリックすることで、 対象ESXiで監視が可能な、CPU関連のカウンタの一覧が表示され、現在設定中のものはチェックがついた 状態となっています。
- 「カウンタの一覧から設定する」では、カウンタ名をクリックすることにより、そのカウンタ内に 存在するインスタンスが表示されます。監視はインスタンスの単位でおこなわれますので、 監視を追加したい場合などは、該当のインスタンスをクリックし、「エラー判定方法」や「計算式」 「閾値」の設定などを設定してください。
- 「エラー判定方法」では、「エラー判定はおこなわない」「設定した値の場合」「設定した値以外の場合」 「閾値に達している場合」「閾値に達していない場合」の5種類選択可能です。
- 「計算式」では、取得した値に対して、四則演算が可能となります。なお、検知やグラフのプロットは計算後の 値が利用されます。計算式では、カウンタ値の変数も利用可能です。
- 「計算式($6):」となっている場合、「$6*100」などと、計算式に設定すれば取得した値に100をかけて計算されます。
※$0を計算式で利用した場合、前回値として計算に利用する事が出来ます。 - 「閾値」では、判定方法により表示が変わりますが、設定することで、その閾値で判定方法の条件と なった場合に、アラートとして検知されるようになります。
- 「現在値を取得」では、クリックすることで現在のカウンタ値を取得することが可能です。
- ESXiのリソース系監視(CPU、メモリ、ストレージ、ネットワーク、システム)のレポートは通常の監視とは違い、ESXiレポートで確認することが可能です。また、カスタムレポートやカスタムグラフで表示できるグラフは「◇その他特徴」に記載のグラフ情報のみとなります。
- 通常のレポートやグループレポートでは、弊社が指定したカウンタ情報が表示されます。変更することは出来ません。
- パトロールクラリスとの時刻差が20秒以上ある場合はカウンタ値の取得がおこなえなくなりますので、パトロールクラリスと対象のESXiの時刻を合わせるようにしてください。
- ESXi監視ではコントロールIPの変更は監視単位では不可能となり、サーバ単位となります。また、サーバ単位でコントロールIPの変更をおこなう場合は監視を停止したのち おこなってください。
障害の判断
- 設定した閾値で判定方法の条件となった場合
- 対象のESXiとの接続がおこなえなかった場合
- その他、「エラーコード一覧」のエラー内容を参照して下さい。
その他特徴
- 分類:外部監視
- 監視テスト:実行可
- リカバリ確認モードへの移行:可
- グラフ:パトロールクラリスとの時刻差、使用率(usage)、待ち時間(latency)
対応OS
ポイント数:2
RH | WIN | Sol | AIX | Free BSD | vm | AWS | Azure | GCP | etc |
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