OSS(Zabbix、Nagios)監視マネージャーの 障害情報の一元管理・可視化を行う 「統合アラートビュアー」をリリース。

セルフマネジメントを支援するソリューションの第5弾。

また、第1弾から第5弾までのパトロールクラリス統合ソリューションを中核に
製品カスタマイズによる国内・海外展開を推進。

株式会社コムスクエア(本社:東京都中央区、代表取締役社長:上嶌 靖 以下コムスクエア)は、異なる監視マネージャー同士の情報の集約・統合管理を実現する「パトロールクラリス(PATROLCLARICE®) 統合アラートビュアー」を新たに2013年6月末より展開致します。 また、「パトロールクラリス 統合ソリューション」を基軸とした、企業インフラや基盤システムとの機能やデータ連携・企業向け運用サービス用途における可用性に対応すべく、自社プロダクトや自社サービスのカスタマイズに対応致します。 さらには、海外進出を行うパートナー企業・現地法人向けに、OEM(Original Equipment Manufacturer)によるライセンス契約を行い、パトロールクラリス 統合ソリューションによる国内・海外展開を推進致します。

統合アラートビュアーについて

一昨年より、自社基盤以外のインフラシステムやWebサービスの運用アウトソースにて、OSSの監視マネージャーを活用し、複数の拠点、複数の監視対象から大量に障害を検知した際、重要な監視内容やキーワードをパトロールクラリスで統合運用したいと、ご要望を頂く機会が増えておりました。 OSSによる監視マネージャーは、プロジェクトやサービス単位でシステム毎にテスト構築するケースから始まり、プロジェクト単位の運用コストが発生するため、統合システムの運用・監視が行える製品を導入するケースが一般的でありますが、すでに始めた監視を停止する事無く、新しい監視マネージャーへ移行する事は容易ではありません。 そこで、お問い合わせの多かったOSSの監視ツール(Zabbix、Nagios)と複数のパトロールクラリスの障害情報をエージェントレスで収集・集約、可視化を行う仕組みとして、「パトロールクラリス(PATROLCLARICE®) 統合アラートビュアー」を開発致しました。本ソリューションを導入頂く事により、下記の課題を解決し、運用の省力化とコスト削減に貢献頂けると考えております。

「統合アラートビュアー」5つのメリット

  1. 複数の監視マネージャーの障害情報を一元管理するマネージャーオブマネージャー
  2. 柔軟性のある高度なビューのカスタマイズ、障害情報の置き換え機能を登載
  3. 障害情報と連携して様々な管理に役立つ、カスタムカラム機能を搭載
  4. 設定内容と権限管理ができるユーザー管理機能を登載
  5. 他社監視製品の障害情報との連携(有償カスタマイズ)にもご対応
統合アラートビュアー概要図

初回リリースにおける製品の連携範囲は、OSSの監視ツール(Zabbix、Nagios)と複数のパトロールクラリスの障害情報の集約・一元管理をご提供致しますが、その他、基盤導入が多い他社の監視製品の収集・一元管理を実現するバージョンアップ(有償)やオプション展開(有償)を行って参ります。

パトロールクラリス 統合ソリューションのカスタマイズによる国内・国際展開の推進について

パトロールクラリス(ソフトウェア)は、日本語版、英語版、中国語版とラインナップを発表しており、多くの日本企業様が進出をされているアジア圏を中心に2009年から海外進出を展開しております。

関連ニュースリリース 2009年6月29日

「エージェントレスによるサーバー・ネットワーク監視ソフトウェア「パトロールクラリス(PATROLCLARICE®)」中国・大連銀行様が中文版をご採用。その後、2011年には、日本を代表するパートナー企業様のご協業により、国内に基盤をおかれる都市銀行様の上海拠点へ「パトロールクラリス 英語版」をご導入頂けました。 翌年、2012年には、大規模なクラウド事業をご展開される、大手クラウドサービス様へご採用が進み、2013年には、アマゾンウェブサービス(AWS)を中心に190ヶ国を対象とした海外展開を開始致しました。

関連ニュースリリース 2012年11月29日

IIJ、「IIJ GIO統合運用管理サービス」にパトロールクラリスを採用。

関連ニュースリリース 2013年4月30日

セルフマネジメントを支援する統合ソリューションの第3弾として、AWSや大手クラウド企業のユーザー向けに「パトロールクラリス フリー版」を提供開始。SaaS版は、海外(AWS経由)から日本へWebサイトの監視を低価格に実現。

上記の様に、システムインフラは、国内の自社・データセンター利用から海外のクラウド環境(パブリック・プライベートクラウド用途)へと多様化を遂げ、システム環境や運用体制が大きく異なる国や企業様へ、弊社が自社開発した「パトロールクラリス」も「進化+深化」によって、メイド・イン・ジャパン製品による新たなビジネスチャンスをご提供し、新たな地域で顧客満足の創出が図れていると体感しております。2013年から2015年にかけ、更なる国と企業様のご要望にお応えする為、「パトロールクラリス 統合ソリューション」を基軸として、お客様の統合システムのカスタマイズ対応で下記の国を中心に海外展開の推進を図り、700社から1000社の導入を2014年までに目指します。

アジア・太平洋圏 中国(上海)、韓国、タイ、ベトナム、シンガポール、インドネシア、オーストラリア
アメリカ圏 米国(ニューヨーク、ロサンゼルス)
欧州圏 イギリス、ルーマニア
中東圏 アラブ首長国連邦
上記(11カ国)を中心に、国内と現地のパートナービジネスを通じて、パトロールクラリスの展開を加速して参ります。

パトロールクラリス統合ソリューションカスタマイズイメージ

パトロールクラリス(PATROLCLARICE®)について

製品公式サイト https://patrolclarice.jp/(日本語サイト)

エージェント(監視プログラム)を監視対象の機器内へ置かない「エージェントレス型の監視方式」により、サーバー、ネットワーク機器等をリモート監視することが可能で、監視に関わるコストと業務、時間のロスを削減して、監視の効率化とシステムの安定稼働を推進することができます。

Webシステム等のサービスレイヤーへの監視や、ユーザー自らが設定したコマンドの実行結果を監視できるカスタマイズ監視も可能です。

自社利用ニーズから監視ビジネス基盤まで幅広いニーズでご利用頂け、約700法人様以上にご導入頂いております。